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女性弁護士の推移

この記事では、女性弁護士数の推移のデータを中心に、法曹界における女性の活躍について紹介していきます。

世界的に見ても日本国内においても、女性弁護士という考えが広まってきたのはここ最近の話ですので、まだまだ女性の意見に十分に応えきれていないという見方もあります。

そういった現状ではありますが、日本弁護士連合会における女性弁護士が増えてきた部分のように、これまでに改善されてきた部分、ポジティブな面を紹介していきます。

https://www.nichibenren.or.jp/library/ja/jfba_info/statistics/data/white_paper/2018/1-1-1_tokei_2018.pdf

参考資料:弁護士数の推移/男女別年齢構成/男女別弁護士数の推移

2018年に登録されている弁護士の18.6%が女性

日本弁護士連合会からの最新の統計発表によると、2018年に登録されている正会員の総数は40066人で、そのうち18.6%に当たる7462人が女性です。

統計の始まった1950年から女性弁護士の割合はだんだんと増え続けていて、14年に18%を超えてからも高まり続けています。このまま行けば何年か先には、19%どころか20%まで上がる可能性もあります。

弁護士の総数が年々増え続けていて、ここ数年は毎年1000人以上増えています。

こういった総数の増加という状況でも、比率が上がって来ているという事は、それだけ多くの女性弁護士が登録され続けているといえます。

実際に数値で紹介すると、毎年200~400人の範囲で女性弁護士の数は増えています。

女性の登録数が1年で100人以上増えるようになったのも97年が初めてで、その年の女性の比率は7.4%です。

97年から比べて、18年における女性の割合は10%以上の増加、人数は6倍以上となっているので、ここ20年ほどで急激に増えてきたというのがわかります。

女性弁護士の年齢構成

女性弁護士を年齢で分けて見てみると、一番登録数が多いのは30代です。男性も同じく30代が一番多いため、この部分においては特別ではないのがわかります。

30代より上の年代は、男性の場合70代の登録数は3000人程で、一番多い30代の約3分の1の人数がいますが、女性は最近増え始めてきたこともあってか、70代の登録数は216人で、30代の15分の1程度しかいません。

年齢が上になっていくにつれて少なくなるのは男性にもある傾向ですが、急激な減少幅など女性にしかない傾向もあります。

新規登録が多いとみられる若者の20代30代の比率が男性と似ていることから、これから先の年齢構成は、男女に大きな差ができにくくなるという意見もあります。

60歳以上の登録数は男性の8914人に対して、女性は691人と10倍以上の差があります。

30代の差が3.23倍であることから、数十年先ではありますが、高年齢層の世代が年齢的な理由などで引退していった頃から、女性の比率は更に大きくなることも予想されます。

これからは約5人に1人が女性

2018年の最新の統計では、男性が32604人女性が7462人です。

社会全体に女性の声というものがまた広まりつつあるので、女性弁護士の需要というのもまた高まりつつあります。

こういった理由から、女性の弁護士が必要だという理由も強まりつつあるため、今後も女性弁護士の割合が高まっていく可能性は高いです。

1960年頃には100人に1人が女性、21世紀に入ってやっと10人に1人と増えてきました。

それがもうじき5人に1人の時代になろうとしています。

女性弁護士のさらなる活躍が期待されます。

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