もう一度弁護士をやるなら

もう一度弁護士をやるなら

筆者もそうですが、最近はいったん弁護士登録をしても、さまざまな事情により弁護士をやめてしまう方がおられます。

私は現在、ライターとして多くの現役の弁護士の先生方からお話をお伺いする機会がありますが、私が弁護士をしていた頃とは大きく状況が変わっているように感じています。

もしも現時点において再度弁護士をするならば、どういったキャリアを積みたいと考えるのか?

今回は、弁護士業界の現状を踏まえて筆者がやってみたいな、と考える弁護士業務について、お伝えします。

弁護士業務について

進歩的な考えを持った弁護士との共同経営

まず前提ですが、筆者は弁護士時代、もともと「町弁」でした。特に多かったのは離婚などの家事事件で、その他には交通事故や債務整理、刑事事件や少年事件、中小企業の法務問題など、一般民事やたまに刑事事件を扱っていました。

そこで大手渉外事務所のノウハウはありませんし、企業内弁護士のような働き方にも慣れていません。今更大手に就職することは困難ですし、自分の性格的に会社勤めは難しいと考えています。

そこで、再度弁護士をやり直すとすれば、町弁に戻るのが現実的です。

また今度町弁をやるならば、「以前とは異なること」をやりたいです。以前は事務所を一人で経営していたので、今度は別の弁護士との共同経営を目指します。

今私が、法律ライターの仕事をしていて感じるのは、若手弁護士の中でもいろいろと進歩的な考えを持った方がいることです。そういった先生方は新しいツールや考え方をどんどん取り入れて、周囲に見本がなくても自分なりに試行錯誤して事業を拡大し、自分で道をかきわけて切り開きながら、前に進もうとされています。

私もそういった弁護士の方とともに新たな事業に参画し、閉塞感の漂う弁護士の将来を切り開きたいと考えます。

気の合う同期との共同経営

もう1つ、捨てがたいのは気の合う同期弁護士との共同経営です。

修習を終えた方ならみなご存知でしょうけれど、修習同期には不思議なつながりがあるものです。私のように、修習時代が遠い昔となってしまっても弁護士をやめても、久しぶりに会うと当時のような雰囲気に戻ります。

そういった気の合う同期との共同経営であれば、きっと事務所経営の苦しさも半減するでしょう。

今から事務所を大きく拡大してバリバリやっていきたい、とこだわりはないので、そういった形でのんびり事務所を経営し、ワークライフバランスを実現していくのも1つの生き方と考えます。

米国弁護士資格の取得とNY暮らし

米国弁護士資格の取得とNY暮らし

実は私には夢があります。それは、米国の弁護士資格の取得とNY(ニューヨーク)暮らしです。

それならば始めから大手渉外事務所に就職すれば良かったのですが、当時はそのような気持ちがなかったですし、大手の激務は嫌でしたので、仕方ありません。

実はこのような考えが頭によぎるようになったのは、弁護士をやめてからです。ミーハーですが、海外ドラマなどを多数見るうちに、「一度は世界の中心であるNYで生活してみたい」と考えるようになりました。

実際留学や米国の弁護士資格取得は日本で弁護士登録しなくてもできるのですが、なかなか難しく、踏ん切りのつくものではないので今のところ夢物語です。

以上が弁護士業界の現状を踏まえて、元弁護士が再度弁護士をするなら、という話です。もしよかったら、今後の進路選びの参考にしてみてください。

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